ユビキタス環境株式会社

電磁波の基礎知識

生活の中の電磁波リスクと回避方法

<自動車>

自動車の車内は、人々が日常生活をする環境の中で、最も過酷な電磁波環境である事は、電波の技術者ならば周知の事実であり、様々な文書や資料で山の様に論じられています。カーナビ、ETC、VICS、地デジ、キーレスエントリー、タイヤエアモニター、ミリ波レーダー、携帯電話、Bluetooth等など、車載電子機器類は自動車コストの大きな部分を占めると共に、電磁波の発生源となっています。自動車走行時などは多種多様な無線電磁波が縦横に交錯し、時々刻々に変化し相互に干渉しあっている状況です。これら全てを完全に制御する事は、現状では不可能ともいえます。
しかも、ハイブリッドカーや電気自動車の普及に伴って、大きな電力や高出力のモーターを使用する自動車が増えるわけですから、さらなる電磁波の発生は避けて通れません。
この様な現実に対して、万が一の可能性でもあってはならぬのが、電磁波の人体影響の問題ですが、このような環境下での影響を長期間にわたって調査研究されたことがないのが実情です。

密閉された空間を電磁波が跳ね返りながら飛び回る環境が、赤ちゃんや子供、妊婦にとって良いとは言えないはずです。


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