ユビキタス環境株式会社

効果的な使用法

ウレタン素材等に効果的

当社の特許技術を使用できる場所は数多くあります。天井、壁、床、シート、テーブル等身近なものに使用できますが、特にウレタン素材等を使用したものにお勧めです。

ソファ、ベッド、自動車や電車のシート等、私達の周りにはウレタン素材を使用したものが多く存在します。このウレタン素材等に人体が密着した状態だと、人体の電磁波吸収電力が極めて増大(最大4倍)することがわかっています。

直接浴びた電波・電磁波は人体に吸収されるものと反射されるものがあるのに対して、ウレタン素材などを介して電波・電磁波を浴びた場合、反射される量が減り、吸収されてしまう量が増えてしまうという事です。

この事が実際に人体にどういった影響を与えるのか現在の所解明されてはいませんが、国の安全基準を超える吸収率になってしまう可能性が十分にあり得るという事になります。



自動車の車室空間で電磁環境改善

完全な遮蔽空間ではありませんが、自動車のような狭い空間の中で座席等の素材として電磁波吸収機能(ユビキタス環境特許)を使用することで、車内の電磁環境を改善でき、かつ搭乗者の電磁波吸収電力を小さく抑えることが可能であり、人体の電磁的安全性に考慮した環境考慮型の座席とすることができます。

また、車内に電磁波吸収機能(ユビキタス環境特許)を使用することによって、車内の配線上に誘起される外来ノイズ(他の電子機器や社外からの電波)を低減できる可能性があります。



搭乗者の電磁波吸収電力比較イメージ

※前方から来る電磁波に関しては、EMC試験等をクリアしており、最小限に抑えられている為 人体における電磁波吸収電力の安全基準値としています。

 


電磁波吸収材を使用した自動車用シートの推奨設置例

グレーの部分が電磁波吸収材です、できるだけ広い面積で使用すればする程効果が上がります。
使用方法としては、シートに組み込む(一体成型)か若しくはシート背面等に後付けにより設置する等が考えられます。 電磁波吸収材を通る事により、電波・電磁波は6〜7dBの減衰、電力比で最大70%減衰します。

 


0.5dBのステップで19.5dBまでの換算数値を示したものです。中央のdBを中心に、右側は電力比、電圧比が正の場合、左側は電力比、電圧比が負(減衰)の場合です
 

減衰比

dB

増幅比

 

減衰比

dB

増幅比

電圧比

電力比

電力比

電圧比

電圧比

電力比

電力比

電圧比

1.000

1.000

0.0

1.000

1.000

0.316

0.100

10.0

10.00

3.162

0.944

0.891

0.5

1.122

1.059

0.298

0.089

10.5

11.22

3.350

0.891

0.794

1.0

1.259

1.122

0.282

0.079

11.0

12.59

3.548

0.841

0.708

1.5

1.413

1.189

0.266

0.0708

11.5

14.13

3.758

0.794

0.631

2.0

1.585

1.259

0.251

0.0631

12.0

15..85

3.981

0.750

0.562

2.5

1.778

1.334

0.237

0.056

12.5

17.78

4.217

0.708

0.501

3.0

1.995

1.413

0.224

0.050

13.0

19.95

4.467

0.668

0.447

3.5

2.239

1.496

0.211

0.044

13.5

22.39

4.732

0.631

0.398

4.0

2.512

1.585

0.199

0.039

14.0

25.12

5.012

0.596

0.355

4.5

2.818

1.679

0.188

0.035

14.5

28.18

5.309

0.562

0.316

5.0

3.162

1.778

0.178

0.031

15.0

31.62

5.623

0.531

0.282

5.5

3.548

1.884

0.168

0.028

15.5

35.48

5.957

0.501

0.251

6.0

3.981

1.995

0.158

0.025

16.0

39.81

6.310

0.473

0.224

6.5

4.467

2.113

0.150

0.022

16.5

44.67

6.683

0.447

0.199

7.0

5.012

2.239

0.141

0.019

17.0

50.12

7.079

0.422

0.178

7.5

5.623

2.371

0.133

0.018

17.5

56.23

7.499

0.390

0.158

8.0

6.310

2.512

0.126

0.016

18.0

63.10

7.943

0.376

0.141

8.5

7.079

2.661

0.120

0.014

18.5

70.79

8.414

0.355

0.126

9.0

7.943

2.818

0.112

0.012

19.0

79.43

8.913

0.335

0.112

9.5

8.913

2.985

 

 

 

 

 


オレンジ色で示しているのが、目標になる電磁波吸収性能値になります。
0dBを基準に6〜7dBの減衰をした場合、電力比1が0.251〜0.199に減衰するので
電力比は約75%〜80%の減衰になります。