ユビキタス環境株式会社

電磁波の基礎知識

生活の中の電磁波リスクと回避方法

<携帯電話>

携帯電話は、今では通信手段としてだけでなく、日常に欠かすことのできない物になっています。しかし他の日用家電製品と違うところは、電波を出して通信する事により初めて意味を成す事でしょう。日用家電製品はその物から外に電波を出す事が目的ではなく、極力外部への漏洩を抑えておりますが、携帯電話(コードレスホンや無線LAN等も同じです)は電波を効率よく送受信できるような設計になっています。周波数の違いはあるものの、身近にある電磁波の中では数値的に極めて強い値であります。


最近では目覚まし時計の代わりに枕元においている方も多いでしょう。このような人は、寝ているときにも常に強い電磁波を浴びているといえます。


携帯電話は、定められた局所SAR防護指針を上回らないように設計されていますが、当然人によってその吸収されるエネルギー量も違ってきます。特に子供などが使用した場合は、吸収されるエネルギー量は大人よりも多くなってしまいます。
しかし、最近では子供も携帯電話を持つようになり、今後も増え続ける事でしょう。そうした中で私達ができる事は、通話時間を短くする、もしくはイヤホン等を使用して、携帯電話本体を少しでも体から離して使う等の対策になると思います。

携帯電話を30cm程離すとそれだけで、電磁波はかなり減少します。


indexへ戻る